病気から身を守り元気で長生き

病気から身を守り元気で長生き

病気から身を守るための情報やその他お役立ち情報をご紹介いたします。

病気から身を守り元気で長生き
Pocket
LINEで送る

不眠症が原因で寝不足や睡眠障害があると重大な病気の危険性が!!

2017年12月02日 [ 不眠症 寝不足 睡眠障害 ]
Pocket
LINEで送る

睡眠が必要な理由は?

私達は、夜になると眠くなり

翌朝に目覚めます。

どうして夜になると眠くなって

睡眠をとるのでしょうか?

 

睡眠をとらないで起き続けていると、

眠気が襲ってきて、

集中力や物事の判断力が低下し、

日常生活に支障をきたすようになります。

 

なぜ夜になると眠くなって

朝になると目覚めるのでしょうか?

私達の脳の中には、

体内時計があります。

 

1日24時間に合わせて、

朝目覚めて日の光を浴びますと、

そのあと日中は

まったく眠くありません。

 

朝の光には、

心を穏やかに保つ働きのある

神経伝達物質「セロトニン」

活動を高める働きがあります。

 

セロトニンは、

体内に存在する物質の一つです。

ヒトの脳では無数の神経が

ネットワークを作っていますが、

その中で、セロトニンは

「神経伝達物質」として

神経細胞の広い範囲に伸びて、

脳のうちの生命に最低限必要な

機能を担う部分と、

思考や記憶、言語など人間特有の

高度な活動を司る部分を

つなげる大事な神経系です。

 

一日の活動が終わり

夜になりますと

自然に眠気が出てきて

眠くなります。

 

夜に明るいところにいますと、

体内時計と地球時間の

ズレが出てきまして、

生活リズムを崩します。

 

夜の光は「メラトニン」という

細胞を守る働きのあるホルモンを

出にくくしてしまいます。

 

メラトニンは細胞を守るために、

規則的に眠気をもたらす、という

作用がある大切なホルモンです。

 

脳は24時間

働き続けることは出来ません。

1日のうち7時間ほど

休息をとる必要があります。

 

その間に、

日中働いた疲れを取って

疲労を回復したり、

体の組織の成長・修復を促進する

成長ホルモンが分泌されます。

 

起きている間に、

情報を脳に収集して

睡眠中に収集した情報を

整理いたします。

 

情報を記憶したり、

未知の物事を

身に付けたりするためには

充分な睡眠が重要です。

 



不眠症が原因で寝不足や睡眠障害があると重大な病気の危険性が!!

睡眠不足が重なると様々な悪影響が

 

 

睡眠障害をなくしましょう

精神的なストレスがあったり、

何らかの原因で夜ゆっくりと

眠れなかったりしますと、

睡眠不足になります。

 

睡眠不足が重なると、

注意力が低下したり

遂行能力が低下します。

 

一時的な睡眠不足は、

若い人や体力のある人は

すぐに回復しますが、

睡眠不足が続きますと、

たとえ体力のある人でも

徐々に脳や体にダメージが加わり

無意識のうちに寝てしまい、

思わぬトラブルに

巻き込まれたりします。

 

トラックや車を運転するときは、

重大事故につながりますので

特に注意が必要です。

 

それだけでなく、

血圧が上がったり、

糖尿病に罹りやすくなったりと、

体全体に様々な悪影響を

及ぼすなど睡眠が重要な

役割を果たしていることが

分かってきています。

 

徹夜をすると、血圧が上がる

これは交感神経の

活動が活発になるためと

考えられます。

 

自律神経には

交感神経と副交感神経とがあって、

交感神経は

体を活動・緊張などの方向に

向かわせる神経です。

副交感神経は

内臓の働きを高め、

体を休ませる方向に

向かわせる神経です。

 

普段の睡眠時間が

5時間を切る人は、

高血圧になる危険が

約2倍高い事が分かったそうです。

 

慢性の睡眠不足は

高血圧になる危険因子となります。

 

睡眠不足は糖尿病を招きます

徹夜や夜更かしが続くと、

インスリンの働きが弱まり、

耐糖能力が低下することが

分かっています。

 

睡眠時間が6時間切る人は

糖尿病を発病する危険が

2.5倍になるそうです。

 

睡眠不足が続きますと

糖尿病を招く危険性を高めます。

 

睡眠不足は肥満になりやすい

睡眠不足になると

食欲が増え、肥満になりやすい

と言う事も解っています。

 

消化管から食欲を増す

グレリンというホルモンと

食欲を抑える

レプチンというホルモンが

分泌されています。

 

通常は満腹・空腹に応じて

グレリンとレプチンが

うまくバランスを取って

分泌されています。

 

ですが、睡眠不足が続きますと、

グレリンの分泌が増加して

レプチンの分泌が減少し、

食欲が増してしまいます。

そのため、肥満になりやすくなります。

 



不眠症が原因で寝不足や睡眠障害があると重大な病気の危険性が!!

まとめ

 

早寝・早起きが良いと言われてますが、

私達はどうしても

夜遅くまで起きていて、

しかも朝は

会社や学校がありますので

早く起きなければいけません。

その結果睡眠不足になりがちです。

 

慢性の睡眠不足は

体に良くありません。

夜は、出来るだけ

早く寝るようにしましょう。

 

朝起きる時間から逆算して、

最低でも睡眠時間を

7時間以上取るようにしましょう。

 

Pocket
LINEで送る


コメントを残す